秋山黄色にハヌマーン的エッセンスを感じる

秋山黄色にハヌマーン的エッセンスを感じる

秋山黄色、シンガー・ソングライターだ。


バンドサウンドとしては、ギターのリフがとにかく強烈に印象的で、本人もコード弾くよりリフが好きと言っている。

まだ若く、中学生の時にアニメ「けいおん」の影響でベースを始めて、高校生から作曲しだしたらしい。

サマソニ等の大規模フェスへの出演経験もあり、ここ数年相当な勢いで延びている。

ちなみに以前紹介した「ジロッケン」でも取り上げられている。

最近のアーティストの流行りと言うべきか、流行るためのキーポイントとも言えるか、MVにかなり力が入っているのが特徴的でもある。
vocaloidの台頭で一気に流行した、歌詞のインパクト、魅力を全面に押し出すアニメーションや映像だ。

そしてその歌詞は少しひねくれており、社会に対して斜に構えた精神性が垣間見える(そういうのが大好きで誉めてる)

社会の普通、というレールから外れた疎外感は、最近のバンドでは余り感じさせてくれなかったが、久々だ。

そのような、取り巻くコミュニティ、社会へギターサウンドで突き刺し、歌で殴りかかっていくようなスタイルに既視感があった。

ハヌマーンである。

syrup16gと併せて、ネクラ系バンド二大巨頭ではないかと個人的に思っている。
学校の昼休みに、イヤホンで音楽聴いてて全然話さない系バンドマンとも言える(勝手なイメージだけど)

ビシッと歪ませたベースに、これでもかと詰め込んだ歌詞、イントロから聴く人を落としに来る尖りまくったリフ、勝手ながら共通点を感じる。

これからどう進化していくのか、願わくばamazarashiのように、より自由に表現の幅を拡げつつもその芯を曲げないでいて欲しい。

そして解散してもなお、陰キャバンドマンを量産し魅了しているハヌマーンのように、秋山黄色フォロワーを増やして欲しい

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